2020.09.15

インドネシアとの関わりや取り組みについて

当組合の実績として、既に来日した介護技能実習生の出身国はフィリピンとベトナムの2国ですが、実はインドネシアと中国の送出し機関とも提携し、それぞれの国において技能実習生のクラスを設けています。

今回はインドネシアとの関わりや取り組みについてご紹介します。

それは2015年のことでした。私たちは、外国人介護技能実習生を受け入れる監理団体としての組合設立を目指し、さまざまな情報を調べたり、他業種の外国人技能実習生がいる現場へ積極的に視察に訪れたりしていました。そんな時、とある方から『インドネシアに面白い教育方法を取り入れている日本語学校があるので、一度、見学に行きませんか?』とお声が掛かり、その一言で(半信半疑ながら)インドネシアまで飛びました。実際に見学させて頂いた時、その教育方法・レベルの高さ・コミュニケーション能力の高さ、すべてに驚かされたことは今でも強く記憶に残っています。その学校と送り出し機関を運営されていたのが、インドネシア人の『アキさん』でした。

あれから長いお付き合いになっています。

《アキさん(左側の男性)とそのご家族》


その後、外国人技能実習生制度に正式に介護職種が追加され、しばらくして、アキさんから「介護士として日本で学びたいと希望しているインドネシアの実習生を、ケアネット協同組合でサポートしてほしい」との要望があり、「こちらこそ、ぜひ!」とお返事して、その開校式も兼ねて、2019年の8月に再度インドネシアを訪問しました。

《2度目のインドネシア訪問では複数の看護学校、助産師学校も視察しました》

 

この時は組合員事業所様の実際の現場を撮影した「日本式介護」の様子を収めたビデオを日本から持ってきて披露したところ、皆さん興味津々で見て頂けました。

 

おしなべて、インドネシアの実習候補生はとても大人しく、どちらかというとシャイな方が多いです。ですが、ちょっと交流を深めて、日本の介護現場の写真を見せてあげたりすると、次々と質問が飛んできて、休憩時間が取れないくらい勉強熱心な部分も垣間見ることができます。

あれから、1期生はとても日本語レベルが高くなり、これから採用面接の準備に入っていきます。そして2期生はこれから日本語教育がスタート!

日本に来るまで、引き続き日本語レベルを上げていきましょうね!(K)


【おまけ その1】

インドネシアの実習候補生の皆さんとは毎日、グループLINEを通じて、たくさんお話しています。内容は将来の夢や日本で何を学びたいか……etc.

《↑たまには、女子トークで理想の結婚なども(笑)》


【おまけ その2】

インドネシア料理は………本当に辛い………