監理団体担当者が教える介護技能実習生採用面接の3つのポイント
こんにちは。
ケアネットワーク協同組合の元木です。
(↑注:最近、血圧高めです)
今回は『監理団体担当者が教える介護技能実習生採用面接の3つのポイント』というテーマです。
【外国人材受け入れを検討中の方へ】
技能実習制度を使っての初めての外国人採用の場合は、特に面接における人材選びが重要になります。どのようなスタンスで面接に臨むのか、どんな基準で人材を選べばよいか、いくつかのポイントをお伝えいたします。
おさえておくポイントは3つ
です。
【 Ⅰ あらかじめ 採用したい技能実習生の具体的なイメージを持つ】
外国人技能実習生に対して、どのようなイメージをお持ちですか?
「明るい」or「真面目」or「優しい」or「フレンドリー」or「礼儀正しい」etc.
前もって、監理団体の「○○のような人材が希望」と詳細に伝え、イメージにより近い方を集めていただくようお願いしましょう。送り出し機関や現地日本語学校とうまく連携が取れている監理団体なら候補者一人一人の情報を把握してます。
2名採用する予定なら、5名ほどの候補者の中から選ぶことが多いので、その5名がより
希望に近い人材で集めてもらいましょう。
【 Ⅱ 実習候補者のバックグラウンドを頭に入れておく】
面接に参加する実習生候補者の履歴書は事前に目を通しておき、履歴書からでは読み取れないバックグラウンド(家族構成・介護経験・日本滞在経験など)を事前に教えてもらいましょう。また、そうして聞き取った内容をできれば自分なりに簡単にまとめておくと、面接での実習生候補者への人物理解がぐっと深まります。
実習候補者の背景を知ることは、
希望している人材を見つけやすくする
ためにとても重要です。
【 Ⅲ おすすめの質問項目】
「日本人の面接は何人も経験があるんだけど、外国人は初めて。面接会ではどんなことを尋ねれば良いのかな?」と悩まれたりしませんか?
面接時の質問については、
『3年後の目標は?』
『介護のお仕事で大事なことは?』
『日本で介護の仕事をしたいと思ったきっかけは?』
『尊敬する人はいますか?』
『つらい時、どのようにして乗り越えてきましたか?』
などの質問がおすすめです。
【最後に】
以上が「外国人材受け入れを検討中の方で、初めて介護技能実習生採用面接に臨む3つのポイント」でした。
ここで立ち位置を変えて、監理団体担当者としての感想を。
今まで、何度も面接に立ち会ってきましたが最終的に事業所様が選ぶポイントを紹介したいと思います。それはこちら!
・日本語レベル
・家族に対する想い
・介護に対する想い
・真面目
・学ぶ・成長したい意欲
以上の総合点が高い技能実習候補生が選ばれる傾向にありますね。
私たちケアネットワーク協同組合は「介護人材に育つ環境づくりのお手伝い」を合い言葉に、これからも組合員事業所様を最大限にバックアップして参ります。
よろしくお願いします。(K)