2022.04.20

【ご報告】2022年 入国再開後最初の技能実習生が来日しました!

こんにちは。 

ケアネットワーク協同組合の元木です。

今回は弊組合の技能実習生が入国を再開した件のご報告です。

関連blog:『ついに入国再開!〜はるばる来たぜ、ニッポン〜

入国ラッシュ


【ようやく新たな技能実習生を迎え入れました】

2022年4月18日、フィリピンから一人の技能実習生が関西国際空港に降り立ちました。

弊組合が技能実習生を直近で迎え入れたのは2019年12月30日なので、実に1年4ヶ月ぶりの「新規」技能実習生です。

【技能実習生:ドン・サイラメイさん】

今回入国したドン・サイラメイ(DON SAIRA-MAE)さんは昨年の2月中旬、Web面接で和歌山県にある介護施設に合格しました。合格直後に手続きして日本への在留資格はすぐに認定されていましたが、新型コロナウイルス対策のための入国制限のため、願いは叶わず、ずっと待ち続けていましたが、やっとこの日を迎えました。

【入国後、弊組合スタッフと記念撮影】

ドンさんはフィリピンで新型コロナワクチンを3回接種済で、入国前・入国後の検査でも陰性だったため、日本国内での待機期間はありませんでした。

この後、空港から入国後講習機関へ移動して、1カ月間の講習が始まりました。


【日本への入国の現状と今後】

海外から日本への留学やビジネス関連の新規入国は2022年3月1日から再開されていますが、当初は海外現地から来日を希望する人からの査証取得のための申請が殺到していて、手続きに時間が掛かったり、航空券の手配に手間取ったりと、一部ではかなりの混乱も見られたようですが、時間が経過するに連れ、徐々に落ち着きが見られるようです。1日当たりの入国者数の枠も3,500人→5,000人→8,000人と徐々に緩和され、4月1日からは10,000人となりました。多くはなりましたが、コロナ前の2019年には1日あたり65,000人(観光客や日本人の帰国者を含んだ数)も来日していたと考えると、コロナ前の水準に戻るにはまだまだ時間がかかるのではないでしょうか。(これは空港内での検査能力に依る部分が大きいと思われます…)


【最後に】

今回、空港までお迎えに行ったスタッフが意外に感じたのは、検査を終え、出国ゲートまで出てくる時間が想像していたより短かったことです。今回の場合、フィリピンから飛行機が到着したのが14時15分頃で、ドンさんが出国ゲートに姿を見せたのは15時40分ごろでした。直近の2019年12月に受け入れた際は、3時間以上かかることが普通だったので、かなり短くなっていました。要因はいろいろあるのかもしれませんが、『検疫の入国前WEB手続』として利用が強く推奨(※)されている「ファストトラック」アプリが効果を上げていると思われます。

(※)日本入国前の感染防止対策及び事前手続き(ファストトラック)の利用の徹底について(依頼)【PDF】


私たちケアネットワーク協同組合は「介護人材に育つ環境づくりのお手伝い」を合い言葉に、これからも組合員事業所様を最大限にバックアップして参ります。

 よろしくお願いします。(M