2022.06.29

机の前に座って学ぶだけが日本語教育ではありません

こんにちは。 

ケアネットワーク協同組合 専属日本語講師の田村です。

 

 

 

 

今回はちょっと趣向を変えて、私たちの教育現場での「とある」風景をお伝えします。


【座学以外に…】

日本語教育に力を入れているケアネットワーク協同組合では、来日して配属されてからも随時、日本語能力を高める教育を行っています。

皆さんは「日本語教育」と聞くと、机の前に座って、講師が解説する文法や会話を聞いたり、漢字の書き取り・読み取りなどを想像されるかと思います。

もちろんそうした語学的な教育も大切で、ケアネットワーク協同組合でもテキストや教材を用意して、しっかりと取り組んでいます。

ですが、私たちは、それだけにとどまらず、日本の風習や文化、歌など日本に関する様々な学びも取り入れた「中身のある日本語教育」を行っています。


【てるてる坊主作りに挑戦】

今回は大阪府吹田市にある「介護老人保健施設千里」様において、こちらの事業所に配属されているベトナム人の技能実習生3名と特定技能外国人1名、それにケアネットワーク協同組合のベトナム人通訳1名も加わって6名で、てるてる坊主作りに挑戦しました。

ちなみに、ベトナムには「てるてる坊主」は存在しないそうで、その意味や効用なども学びつつ、楽しみながら作りました。

この効果があったせいでしょうか、

数日後に関西でも梅雨明け宣言が出され、今年はずいぶんと早い梅雨明け

となりましたね()


私たちケアネットワーク協同組合は「介護人材に育つ環境づくりのお手伝い」を合い言葉に、これからも組合員事業所様を最大限にバックアップして参ります。

 よろしくお願いします。(T