今日は、とある組合員事業所様の事務所に赴き、インドネシアの外国人介護技能実習候補生の紹介を兼ねて、リモートでの顔合わせ面談を行いました。この組合員事業所様には昨年、1期生としてベトナムから3人の実習生を受け入れて頂いておりますが、2期生はインドネシアの実習生を候補にしています。そこで、事業所の採用責任者様にも参加して頂く形での顔合わせ面談となりました。

日本側の会場として、組合員事業所様の打合せルームをお借りして、面談がスタート。

採用責任者様がインドネシア関係者とお話しをするのは今日が初めてということもあり、実習生との直接の面談に先立ち、まず、インドネシアの送り出し機関の担当者であるIさんとご挨拶。

《Iさんは日本語学校の校長先生も兼ねられています》

Iさんから、学校や実習候補生の概要紹介も兼ねた自己紹介がありました。Iさんはインドネシア人ですが、来日経験もあり、実際に現地の学校では日本語教育の教鞭を執られていらっしゃるので、誰もがびっくりするほど日本語が上手です。 😊

そんなIさんの流暢な日本語による自己紹介を受けて、採用責任者様はIさんのことを実習候補生と勘違いしてしまわれたようで、挨拶が終わるといきなり、実習候補生に対する質問を始められました。そこであわてて当組合の担当者 Kが

「あっ、あのっ、Iさんは実習候補生じゃないんですっ❗」

と制止する場面になり、打合せルームと画面の向こうのインドネシアの会場では互いに大きな笑いがおきました。

 そんなハプニングからスタートしたので、実習候補生との面談もリラックスした雰囲気ですすむと思われました。……が、インドネシアの実習候補生にしてみれば、練習以外での日本語を日本人に対して使うのは今日が初めて。3人ともガチガチに凍りつくように緊張しているのが、画面を通じても伝わってきました。

ただ、採用責任者様の柔らかい語り口調の質問のおかげで、実習候補生も徐々に緊張がほぐれ、スムーズに会話ができるようになってきました。今回は3人の実習候補生が面談に参加してくれましたが、面談中、『日本の好きな食べ物は何ですか？』という質問で3人中2人が

「たこ焼きが好きです🐙」

と満面の笑みで答えていたのが印象的でした。

《打合せルームにも感染対策のスクリーンが置かれてました》

初めて会う日本人に練習ではない日本語を使う経験ができた今日の面談は、インドネシアの実習候補生にはとても良い経験になったと思います。

また、今日の面談をきっかけに、組合員事業所様と実習候補生の相互理解が進み、採用面接へとつながるように願っております⭐⭐⭐　（Km）