当組合の日本語教育(コロナ前と後)
当組合には専属の有資格日本語教師(愛称:たむさん)が在籍しています。たむさんはもともと介護福祉士の資格で介護現場も長く経験した後に、日本語教師の養成講座を受講した経歴を持っています。
たむさんは昨年の12月まで、当組合がフィリピンで提携している現地の学校に赴いて、大勢の実習候補生を前に教壇に立っていました。
フィリピンの授業では、単に言葉としての日本語を座学で教えるだけでなく、日本の文化や風習といった内容も盛り込んで、体験型の『生きた日本語』も取り入れています。
《墨と筆を使った書道です…日本人もタジタジ💦ですね》
《みんなで日本式のおにぎりを作って、美味しく頂きま〜す❗》
《七夕の時期には日本語でそれぞれの願いを短冊に書いて笹に飾り付けます》
フィリピンでのこのような授業が人気のたむさんですが、今年3月初めに日本に一時帰国しました。
ただ、時は新型コロナウイルスが猛威をふるい始め、急速に世界的な拡がりをみせていました。当初は感染流行の収まり具合をみて、1ヶ月程度でフィリピンに戻る予定でしたが、その後の新型コロナウイルスの流行は皆さんご存知のとおりで日本滞在のまま、現在に至ります。
さて、新型コロナウイルスの影響でフィリピンの教壇に立てなくなった たむさんの現在ですが、渡航を心待ちにする介護技能実習候補生のために日本から精力的にオンライン授業を行っています。
↑今日のクラスは、面接合格済みの実習生で、介護と介護用語を中心に勉強をしました。受講前に個々で予習して調べてきたりしていることもあって、理解が早いです。
今は、日本に来るまで少し時間があります! 実際の実習先での介護現場で困らないように、入国前の勉強時間を大切にしましょう! たむさんも強力にバックアップしてくれますよ!(K)
《オマケ》
↓は当組合の紙媒体の『ケアネット通信』に登場するイラスト版の『たむさん』です。本人によく似てませんか? (笑)